筆はアトリエの外に置いたまま。マルガレットは手で、木の棒で、そして0.25ミリの精密な針で描きます。制作はキャンバスに触れるずっと前、インスピレーションを与えてくれる土地の光や歴史、質感に身を浸すところから始まります。
作品の主役は金色です。コレクション「Oniriks」では、24金を絵具に溶かし込んだものを含め、最大5種類の金の色調が画面の中心を占めます。出発点はファベルジェの卵。見る角度や部屋の光によって、絵は少しずつ表情を変えていきます。
最新コレクション「Nebrissa」は、ローマ時代に「ネブリッサ・ウェネリア」と呼ばれたアンダルシアの町レブリハでの滞在から生まれました。グアダルキビール川下流の光とアンダルシアの織物の記憶が、より土の色に近いパレットをもたらしています。
大型の作品は、マルベーリャの邸宅やニューヨーク・パークアベニューのアパートメントを飾っています。多くは特定の空間のために描かれる注文制作です。
「私は刺繍をするように描きます。手と、針の精密さで。」
コレクター
マルガレットは18〜19世紀のアンティークの絹織物やマニラショール(マントン・デ・マニラ)の収集家としても知られ、スペインでマニラショールを守り伝える活動にも参加してきました。「大切なのは、ショールがそれを纏う人を抱きしめること」。彼女の絵画もまた、見る人を包み込むことを目指しています。
